保険金還付・施設解約払戻金・ゴルフ会員権・不動産・預貯金などの相続手続きをサポートした事例
お客様のご状況
お父様の相続手続きについて、姉妹からのご相談です。
お二人ともお仕事が忙しく、預金の解約など相続に伴う煩雑な手続きを全て行うことが難しいと手続き全般のサポートをご希望されておりました。相続税申告や空き家となっている自宅不動産についての売却についても何から始めていいかわからない、という状況でした。
相続人関係
【被相続人=亡くなった方】
・姉妹のお父様
【相続人の関係】
・奥様
・長女(ご相談者)
・二女(ご相談者)
財産状況
相続財産の状況は、下記のとおりです。
・ご自宅の土地建物
・預貯金
・有価証券
・施設解約払戻金
・医療・介護保険等の還付金
・ゴルフ会員権
-
当事務所からの提案&お手伝い
奥様は施設に入所されており、判断力の低下も見られておりましたが、お父様は生前に「全ての財産は娘二人に2分の1ずつ相続させる」という内容の公正証書遺言を作成されておりました。
当事務所が、この公正証書遺言の遺言執行者(二女)の代理人として、全ての手続を代行することをご提案しました。
当事務所では、お二人のご意向を実現するため、下記のサポートを行いました。
①自宅の土地建物の名義を長女様と次女様に変更(所有権移転登記および信託契約抹消登記)したのち売却
②預貯金の残高証明書の取得及び解約手続き
③有価証券の残高証明書の取得及び解約手続き
④保険会社への連絡
⑤介護保険・後期高齢者医療保険等の役所への還付金請求
⑥入所施設の払戻金請求
⑦火災保険の解約及び払戻金請求
⑧ゴルフ会員権の名義を長女様へ変更
-
結果
手続き全般を当事務所が代行することで、お仕事の忙しいお二人の手を煩わせることなくサポートすることができました。
相続税申告のための税理士への橋渡しを行うことで、姉妹が気にされていた申告期限10カ月のうちに全ての手続きを完了することができました。
ご自宅の土地建物は、当事務所が相続人の代理人となり提携する不動産会社と連携し売却に向けた活動を行っている最中です。